年下ダーリン

「あのー、乗るんですか??」






「あ、はいっ!!!翔く……」





一緒に乗るかと思った翔くんはその場で手を振っていた。





「また明日」





バスのドアが機械的な音を発しながら閉まり、翔くんを残して出発をした。大きくため息をついた。














『関係ない』












その言葉が大きくて、まだ…ドキドキしている。翔くんはたとえ私が『彼氏がいる』て言っても、『関係ない』って言ったんだろうか…。しかも、あんなにまっすぐ見つめられると、何も言えない…。













どっちにしても、私は面倒なコトに巻き込まれてしまったのかもしれないなぁ……。