年下ダーリン

「何…してんの?」


この声……



私が勢いよく顔を上げると、数人の小学生の女の子がいた。その中に……


「莉奈ちゃん…」


莉奈の厳しい睨みにひるまず、私は莉奈を見つめた。

「莉奈ちゃん、このお姉さん、友達なの?」


「違うわよ。お姉さんじゃなくて、オバサン」


「莉奈ちゃん、あのッ……」



莉奈は周りの女の子たちに、行こ、と一言言って、私をよけて門を出て行った。周りの子たちがチラチラと振り向いている中、莉奈は一度もこっちを見ずに歩いて行った。





「……なんなのよ」


ボソッと呟いて、同時に怒りが湧き上がってきた。逃げた莉奈に怒りがわきあがってきた。






「莉奈ッ!!待ちなッ!!」




大きな怒鳴り声に、周りの小学生はもちろん、呼ばれた本人の莉奈もゆっくりとこっちを向いた。


私は莉奈に言わなきゃいけないことがある。



伝えなきゃいけないことがある。






「ちょっと話があるんだけど」