年下ダーリン

「ちょッ……、何すんッ……!!」



「ふざけんじゃないわよ?女が皆騙されるとでも思ってたの?」



「そッ……ん…!!」




「私はいいよ。でも…」




掴んだ手に力をこめた。その瞬間、飛田の顔がより苦し気に歪む。



「依子だけは…ッ、依子傷つけるのは許せないッ!!」



「りん……」




パッと手を離すと、飛田はゲホゲホ咳き込みながら、倒れ込んだ。


「分かった?」



飛田はまだ咳き込みながら、立ち上がって唾を吐きドアのほうに向かった。


「お、お前なんて…本気じゃねぇよッ!!」






フーッと大きくため息をついて、ドアを乱暴に閉めて出ていった飛田を見送った。