「え?りん…、気に入らない…??」






無反応で鏡を見つめる私に、依子はシュンと首をすくめた。私は慌てて首を振る。






「違うって!!ビックリしたのッ!!いつもとなんか違うから…」




「…ホント?不満……ない??」





「ないない。ありがとね、依子」







その言葉を聞くと、依子は頬を染めて、笑顔を取り戻した。