年下ダーリン

「たまんないよね、こんなに寒かったらさッ!!」





「……」






「廊下はエアコンきいてないしねぇ〜ッ」







「……」








さっきまでポツポツ返事をしていた愛奈は、またさっきのようにしゃべらなくなった。今度は正面ではなく俯いていた。それでも、天然依子は続ける。










「ここ寒いし、中入れてくれないかなぁ??」










……!!ナイスッ!!依子ッ!!





とりあえず…、この雰囲気堪えらんないし、寒いし、教室に入りたい…。この空気を変える、絶好のチャンスだった。








でも、愛奈はドアの前から、ちっとも動こうとはせず、むしろ足に力を入れて立っているようにも見えた。