年下ダーリン

「おうッ、もういたのか」






「はじめくん、遅いッ!!!早くッ、早くプリントちょーだいッ!!」






「なあに、焦ってんだ。どうせ早くやっても時間かかるだろーが」






うッ、とつまりながらも、はじめくんからプリントを受け取り、素早く席に着いてプリントを解き始めた。







う~…、全然分かんない……。大学入試向けに合わせてあるもんなぁ……。







一問目からつまずいて頭を抱えている私は、同じ問題ですでに三十分近く時間をかけていた。こんなんじゃ何時間もかかる。早く終わらせたいのに……。









そのときだった。








はじめくんは教卓から離れ、私の席の前に座った。









あのときと同じパターン……。









私は驚いた顔ではじめくんを見つめ、はじめくんも…私から目をそらそうとはしなかった。