年下ダーリン

「お前~…ホントにホントに……!!!」







「えへッ」






「えへッ、じゃねぇよッ!!!!ガラにもないことゆーなよッ!!!てか、なんだッ!!??この点数ッ!!」






案の定、テストは散々なものだった。てか、うん、0です。






「せめて…せめて一点でもとれてたらまだよかったのに、お前…0って……」






はじめくんは頭を抱えて、椅子に座りこんだ。私は立ったまま手を組んで、いかにも反省してなさそうな態度だったが、はじめくんはもう諦めきっている。






うーん、と唸りながら何か考え込んでいる。あ、という声とともに、私は注目をはじめくんに戻した。







「お前、今日放課後居残りな」






「えッ!!??困るッ!!!なんでよッ!!」





「……なんでって言葉は、いい点とってから言おうな」






「……はあい」






こうして私の居残り学習は決まったわけだが…、心配なのは翔。こんなに寒いなか待たせてたら、ホント風邪ひいちゃう……。





早めに終わらせよう、と心に決めて、重い足取りで職員室を出て行った。