年下ダーリン

「だ、だって翔が風邪とかひいたら悪いじゃん…。罪悪感あるしさ」








我ながら変な言い訳。そんなことじゃないのに…、言いたいことは別にあったのに……。








ホントはホントは、






『早く会いたかったから』






そう可愛く言いたいのに……。






「嬉しい」






「……ん??」






「すっごく嬉しい」





翔が私を見つめて、少し頬を赤く染めて、笑顔で言うもんだから、私もつられて赤くなってしまった。






「りんがとうとう俺のこと……」





「調子に乗らないッ!!!」





頭をコツッと叩くと、翔があのマフラーをなびかせながら、はは、と笑ったのを見て、私もつい笑ってしまうのだった。