年下ダーリン

「まッ、英語なんてね、できなくても一生日本にいれば生きてけるし」







「それ、よく言ってる人いるよねぇ。でも、実際入試にはいるわけだしさぁ」






「依子は大学行くもんね。私専門だもーん」






もぉ~、と依子が呆れた風でこっちを見て、すぐにまた単語帳を見始めた。







「勉強なんてしたくないし…、今日のテストも捨て…かな」







「……あ」





依子のマヌケな顔を一瞥して、依子の視線を追って、後ろを振り向こうとすると、誰かが私のこめかみをグリグリし始めた。







「あたたたッ!!!なにッ、だれ……ッ!!??」






「『だれ』じゃねえだろッ!!!てめぇ、さぞかし再テスト受けたいみてぇだな??」





「やややや、そんなわけじゃないしー…!!」






「ほお??じゃあ、ノー勉で合格する自信がおありで??」





「……ま、まあね!!!てか、痛い痛いッ!!!」






はじめくんは、しょうがねぇな、と言いながら、グリグリをやめて、私がホッと一息ついたときに、次は後ろから首に技をかけられた。