年下ダーリン

「遅いッ!!!!死ぬッ!!!!」










「だったら先に帰ってればいいのに……」








案の定、翔は門の前で待っていた。手袋、帽子、ダウンとかなり着込んだ翔。手にはカイロがあった。いつも通り、可愛げないことを口にしてしまった私は、言ってすぐに後悔をしていた。







「ま、いいけどね。俺が帰りたいだけだし」








ほら。そんな恥ずかしいことを真顔で、普通に言う。聞いてるこっちが恥ずかしくなるのに…。






「あ、そ、そういえばねー、依子が……」






「ん??」










そのとき私の目にとまったのは………。