年下ダーリン

はじめくんがこっちを向いて、恥ずかしさに目をそらしたその一瞬。







一瞬だった。









次にはじめくんを見たときには、はじめくんの顔はさっきより距離をつめていて…、もう鼻と鼻が触れ合うほどの、真ん前にあった。









動きたい。







後ろにひきたい気持ちとは裏腹に、私の手ははじめくんの手に固定されていて…、動けない。











イヤッ……、どうしよ……。








翔………ッ!!!!











と、心の中で助けを求めたその瞬間。教室のドアが勢いよく開いた。