「もうひと押ししたら、りん、落ちたかもしんないのに」











「ば、ばかッ!!!落ちるって…、んなわけないじゃんッ!!!」











「ふーん??」











「な、なによ…??」









「ま、いいや。それより、それ……」








翔は私の後ろから少し見え隠れしている例のプレゼントを指差していた。いろいろありすぎて、すっかり忘れていた。