年下ダーリン

どうして私は素直じゃないんだろう。











翔の真っすぐな気持ちを、どうしていつも受け止めようとしなかったんだろう。











翔に出会ったあの日……。









『お姉さん、俺と付き合って』











あの時の気持ちと一緒なんて、もう……言えないのに。











……仕方ないね。自分の気持ちに、早く気付かなくて、翔を子供だってあしらってたのも、全部私の選択……。









翔が今日来ないのも……、それは翔の選択であって、どうしようもないんだ。








「………翔…、会いたい……」
















「りん………??」








幻かもしれない愛しい声がしたほうを、ゆっくりと振り向いた。半信半疑で。