年下ダーリン

「雪ッ……!!!」












白い雪は私の手の平にゆっくり落ち、水になって残った。










空を見上げると、何千、何万の数え切れない雪が降っている。そのいくつかが私に当たって、水に戻って、私の頬を伝う。











頬を伝って流れたのは、雪……、雪のはずなのに、なんでかな……。少しだけ温かい。そして、少し悲しいよ。











手の平で顔を覆いうずくまる。













「翔………ッ」










いるはずのない翔を瞼の裏に浮かべて、低いうめき声が出るのを、もう抑えることができなかった。