年下ダーリン

バスは私を降ろして去っていった。家はここからすぐの場所にある。私は大きなため息とともに歩きだした。










……そういえば、ここで翔と待ち合わせたっけ…。












『初デート』











そんな大袈裟なものじゃないけれど、私にはどんなシャレたデートより楽しくて心に残るものだった。






翔がいるといつもそうで……、こんな気持ちに気付かなかった。











……でも、遅いよ。










私はもうここまで帰ってきた。










今日…、クリスマスの今日に翔に会えるコトはないんだ。