年下ダーリン

……いるかな??








いるよね、いつもこの辺りを歩いてたら、『りんッ』て声が聞こえてくるんだもん。





いつも…待ってるもんね。






今日もきっと……。











私は下を向きっぱなしの顔をそっと上げた。















誰もいない校門。








そこにはいつもの黒く光るランドセルを肩にかけた、金髪の少年はいなくて、代わりに寒くて冷たい風が吹き渡っていた。