年下ダーリン

依子たちが教室を出て、時計が半周回ったところだった。机に肘をついて、視点が定まらないまま宙を見つめていた。








『あのさ……』









てっきりそのセリフのあとは、『クリスマス会わない??』だと思ってた。勝手に期待して、プレゼントまで買って……。









なんだか、今日は一緒に帰りたくなかった。










もし…今日会おうッて言われても、素直に喜べない気がした。











………自分がこんなにメンドイ女だったなんてね。









机の横に置いてあるカバンを手にとり、教室をあとにした。