年下ダーリン

そのあと、私と依子は晩ごはんを済ませて、駅まで一緒に帰った。久し振りの買い物。なんだかんだで大変だったけど、やっぱり依子が好きだな、て思った。てか、私がいないとホント被害者が増えちゃうからね。あんな天然な依子と付き合ってる翼は大変だろうな、て改めて同情してみたりした。







私は家に帰り、ベットに置いた袋を開けた。中にはプレゼント用に包装されたマフラーが入っていた。それを持ち上げたまま、ベットに倒れこむように横になった。









「まさか私がねえ……」








男の子にプレゼント。









そんなもの買う日がくるなんて信じられなかった。小学生の頃、好きになった男の子にバレンタインチョコ、渡したかったのに、テレて見えないほどの剛速球で投げたっけ……。あのころが懐かしい。







今、私が小学生だったら……、こんな回りくどいことにはならなかったのかな??






ちょっとは素直になれたのかな??









掲げたプレゼントを棚にしまう。大事に大事に奥にしまった。どこかへいかないように、今度これを渡すときは、少しでも素直な自分に会いたいな。