年下ダーリン

翔ッポイ……。








マフラーは女の子のコーナーにあったが、翔にはぴったりの長さだった。










これくらいなら、つけたりする……かな??










手にとったピンクのマフラーを一旦置いて、青のマフラーを手にとる。










い、いやいやッ!!!クリプレはさすがに…。抵抗あるよなあ……。







やめとこう、とマフラーを元の場所に戻そうとした。










「翔くんにですかー??」









「ち、違うしッ!!!」









タイミングが悪いコトに、依子がまた何かを手に持ってやってきた。足音がしなかったから、あいつ…遠くで見てて、忍び足で来たに違いない。