「りんッ!!も〜、乙女にとって大事なイベント忘れるとかッ!!ありえないでしょ〜??」











あれから、依子の説教が長々と続いている。今の言葉も何回目だろうか…。下手になんか言うと、説教が長くなりそうだから、とりあえず黙って聞いていた。








「確かに、クリスマスは恋人同士ッてイメージあるけどッ!!今回はりんも例外じゃないでしょ??」








「ちょ、待ってッ!!!」







「何??」








大きく振り回す両手を宙で止めて、私の話を聞く。