朝、いつものように目が覚める。



制服を来て化粧をして鏡でチェックして。



鏡に写る自分がとても悲しそうな顔をしている。



お母さんにはまだキスしたことはバレてないはず。



でも…きっと私たちの関係を怪しいと思っているのは確か。



『美優ー!朝ごはん、さっさと食べちゃいなさーい』



お母さんの声が聞こえる。行かなくちゃ。私たちは何もしてないよって思ってもらえるような顔しなくちゃ。