「美優、可愛いな」



唇を離したと思えばそんなこと…。



カァーっと顔が熱くなる。今、きっと真っ赤だ。



「はや…と。恥ずかしいよ」



「そんなの知らねー。もっと恥ずかしいことする?」



隼人は前髪をくしゃっとかきあげた。



ドキン



い、色っぽい。いや、エロい…のかな?



「うひゃっ!」



私の太ももをゆっくり触りいちいち顔色をうかがってくる。