私、思ったんだ。 好きでもそれを押し付けてばかりいちゃだめだって。 隼人が決めたことなんだもん。素直に応援するのがいいと思うの。 それが例え、離ればなれでも。 『美優…。お母さんも応援するわ。たくさん勉強してたくさんの人を治してあげれるようなお医者さんになってね』 お母さんはうっすらと涙を浮かべている。 私は…もう泣かないよ?強くなるんだ。 隼人のことちゃんと応援するんだ。