「姫羽・・・さんに
会いたくないんですか?」

うわー
これ超恥ずいじゃん
自分で聞くとか・・・

「会いたいよ
でも相手が拒否するし
メアドとか変えたし
一切連絡が取れないんだ・・・」

そんな・・・そんな
悲しそうな顔をしないで・・・?

「会ったら監禁したいねハハ」

その笑みが悪魔の笑みに見えます・・・
黒いよ・・・
何で俺の周りには黒い奴が
多いんだ・・・

「冗談だケド(笑)
監禁は姫羽が一番嫌いだからね」

刹那・・・・

「姫羽は小さい頃から
大きい過去を抱えてるんだ・・・
だから今もきえない・・・
でも俺でよければ
いつでも相談にのりたいんだ
姫羽はバカそうだケド
本当は大人なんだよ・・・」

ありがとう・・・
今は泣けないな・・・
でも涙が溢れ出そう・・・

「生まれた頃から
ずっと辛い思いをしてたんだよ・・・
姫羽は・・・・」

「っ・・・」

ありがとう・・・
ありがとう・・・
それとゴメンね・・・
逃げ出してゴメン・・・

ガラガラ

「大丈夫~??」

「心配したよー」

「元気だせーー」

「煩いですよ」

「・・・・よっ」

入ってきたのは
いつものメンバー&生徒会様様

「何々?!
二人っきりで怪しいー」

「僕の来夏だからねっ!」

「俺には彼女がいるし」

「そうだったな」

「忘れてたよー」

「・・・確か姫羽だっけ?」

「そうそう!」