「はい?!お見合い??」

「・・・頼む」

「うっ・・・
分かりましたよ!」

「悪いな」

「はぁ・・・
どうなっても知りませんよ?」

「おぅ」

今は生徒会室で島田先輩と二人
島田先輩はお見合いの話がきている
ケド行きたくないから
俺に女装しろと・・・
まぁ女だけどな?元々は

「取り消しは・・・」

「無理だな
俺の母親は何を言ってもきかねぇ
自分の都合ばっかり主張する」

そう言った島田先輩の顔は
悲しそうだった

「それでずっと嫌だった
でも聞かなくて・・・
俺の為だとか言ってるケド
絶対将来の跡継ぎの為だ・・・」

先輩は分かってない・・・
愛を見てみぬ振りをしてる・・・

「そんなことないですよ
ちゃんとそこに愛はあります」

「んなわけねぇよ・・・」

「ありますよ
では何故今の先輩が居るのです?
愛を受け取ったからでは?」

「それは跡継ぎの為に・・・」

「そんなことないですよ
話し合ってみたら分かりますよ」

「・・・分かった
ありがとう」

「フフッ先輩からのお礼・・・
初めてです」

「///」

可愛いことあるんだなー
まぁ先輩の為に頑張るか

その後お見合いの話をしたら
先輩達もついてくることになった
俺の女装が見たいらしい・・・
俺はバレないようにと
考えていた・・・