spring snow

「ん…?なんだ?」
こっそり隠れて見ている淡雪に、創志は不思議そうに見た。
淡雪は扉に隠れたまま出てこなかった。
「お嬢様…。」
圭は淡雪を見て嬉しそうに微笑む。
「お嬢様。隠れていらっしゃらないで、出てこられては如何ですか?」
圭は淡雪に近づき、五指を揃えた両手の小指をくっつけ、顔を隠した。
その後に左手の甲を上にしたまま、右手をくぐらせて前に出した。
その後淡雪は、不安そうに頭の上に立てた人差し指を上に動かし『?』を書いた。