「マジかよー。超普通じゃん!!」




茶髪の後ろから新たな不良が顔を覗かた。




銀髪に赤いメッシュが入っている。




好奇の眼差しで見つめてくる。




怖い恐い。気持ち悪い!!




「何で…呼び出したんですか?」



恐怖で声が震える。



茶髪はニッと笑って



「お前に運命感じた」



って誇らしげに言った。








この時のあたしは運命なんて綺麗事、信じてなかった。




ねぇ綺壱。


今のあたしなら運命って信じられる。