谷「とにかく、これからは仲良くしよーね♪じゃね!」 どこまでも爽やか。 爽やかに捨て台詞をはき、爽やかに走っていった。 …なんだったんだろ。 嵐のようにさって行ったせいか、私はただただ唖然とする他なかった。 まぁ、私には所詮、関係ないこっちゃ。 そう思って、早足で校門へ向かった。 さぁ、今日も騒がしい一日が始まりそうだ。 私は、ひそかに気合いを入れ、校内に足を踏み入れた。