今日、一日が終わった。 生徒会室で、俺と萌が言葉を交わすことはなかった。 もしかして、萌は…俺よりも秀之亮の方がいいのかな…? …なんて、俺の思考は、どんどんマイナス方面へと向かっていった。 だって、不安だから。 あの、告白から…互いの気持ちを伝えていない俺達にとって、今の状況は… 不安すぎるんだ。