「おにい…いや、碧さんは好きな人とかいないんですか。」
話題をそらそうとそんなことを聞くと、何故か照れるお兄さん。
「あー…それ聞いちゃう?
聞いちゃうよね~
実は…いるんで~す!」
キャピキャピした感じで言うお兄さんに寒気が止まらない私。
…ごめん。
お兄さんの恋バナとか心底興味ないのに聞いてごめん。
ってか女子なの?
お兄さんはウザイ系女子なの?
「…赤井くん…。
よかったね。」
何故か鶏は嬉しそうにそう言った。
赤井く…あぁ、お兄さんのことね。
「うん...ありがとう白石!」
お兄さんはそう言って白石くんに笑顔をみせる。
「それで...その好きな人ってどんな人?」
白石くんがわくわくしているらしい調子で聞く。
鶏って表情わかりにくいんだよね~ 残念ながら。
「えー?
そうだな...一言で言うなら、Mかな。」
へーえって...M!?
好きな人Mとかお兄さん大丈夫なの?
「でも他校でさ~
ネットで知り合ったんだけど、住んでるのはこの辺らしいんだよね~」
ネットって!
やばいどうしようそれ果てしなく危ない気がする!
ねぇそうだよね白石くん...って話に夢中になってらっしゃるーー‼
「じゃあ、高校は近くなんだね」
って話広めちゃってるよ...。


