「俺には本物かよ!
馬鹿じゃねーの!」
少量血の出てる頬を撫でながらさりげなく後ずさるお兄さん。
「逃げよーたって、逃がさないからね!
この変態ピーーー―――――――――――――――――兄貴!」
(はしたない言葉なので以下略)
…頼むから私達を挟んで兄妹喧嘩しないでください……。
「…そういえば、お前ら何しにきたの?」
莉央さんから逃れるためか、いきなりスポットライトを私達にあてるような発言。
てゆか、今聞くんかい。
「いや、白石を莉央にみてもらおうと思って。」
サラッとそう言った渡部くんに弓矢が近付いてる気がする。
てゆか言わずもがな近付いてた、ごめん。
「…白石ってなに、まさかその鶏の名前?」
今この距離で弓矢放ったら確実に死ぬだろてきな場所で莉央さんは聞く。
今1つ願いが叶うなら莉央さんに早急に弓矢を手放してもらいたい。


