ある日、アキラに呼び出されたのは金曜日の夜。
仕事が終わりアキラの家へ向かうと、外まで漏れる男女の笑い声。

玄関を開け、リビングの方へ。

近づけば近づくほど変な臭い・・・

髪の毛を燃やした時みたいな・・・・。


ガチャ。

リビングのドアを開けると中には8人の男女が机を囲んでいた。

ココが部屋に入ってきた事に誰も気付かない。

1番手前のソファに座っていたアキラに近づく。

ココはすでにビクビク。

震える手でアキラの肩に手を置く。
ゆっくり振り返るアキラの口には煙草・・・のような・・・。

机の上に広げられた小さな角砂糖・・・
アルミ箔・・・


なんだか違う!!
絶対違う!!
あれはきっとお砂糖じゃない!!


ココはヒールを手に持ちマンションの外まで非常階段で一直線にダッシュ。


タクシーに乗って一息。

ココもしかして、青いウサギ見るところやったんやろか??

とか考えながらアキラの電話帳を消去。

何だかむかむかするから
テル君を呼び出して飲みに行ったココ。


アキラの事は話さずにひたすら飲みまくり
次の日には復活。




アキラ(28歳)

-----終-----