聖なる女騎士

「悪いな……ジャンヌ
部屋を用意させる」




あたしはその言葉に
首を振った





「他の国に私の存在が
知られてはシャルル様が
困ります。

私はここで構いません」





「しかし…」




あたしは微笑む





「たまにお庭を
散歩させて下さい」