『ジャンヌ……』


それはどこか
悲しげな…
苦しそうな声だった




「神様………」




『辛い思いをさせたな…
寂しいだろうに…』




「平気です
私には神様がついて
いてくれるから…


それに…
私は……使命をまっとう
する事ができて本望です」




そう言って微笑んだ





『愛しい子………
お前は一人では
ない………案ずるな

道は開く…』






神様はあたしを
いつも愛しいと
言ってくれる…





その言葉が私を…



いつも救ってくれる…