二人には子供が出来ず
毎晩神に祈りを捧げた



『お前達に子を授けよう
だが忘れないでほしい

この子は神の子
神の力を持ち
神に愛されている


そして……
いずれ神の元に
帰るのだという事を…』




忘れた事などない…
愛しい我が子は
神の子


いずれ……
帰ってしまう…




あの高い空の向こうに