チャリパイ13~ジョン・レノンの幻の楽譜~




こんな風に、シチローが何かを思い付く時には、大抵ろくでもない事が起こるに決まっている。












「『地下鉄』の線路を走れば奴らのヘリも追っては来れないはずだ♪」


「やっぱり、ろくな事考えね~よ!」


荷台に居る全員が声を合わせて嘆いた。


「アイツ、地下鉄走ってて電車と鉢合わせになったらとか考えねぇのかな…?」


「とりあえず、ヘリから逃げる事しか考えてないんじゃ無いの?」


「誰か、何とか言ってやれよ……」



羽毛田とゆみが呆れていると、同じチャリパイの仲間である子豚がその前に立ち、胸を叩いて言った。


「任せて頂戴!私がシチローにきつく言ってやるわ!」


「おう!言ってやれ、言ってやれ!」



「こらあ~!シチロー~!















アンタ、『切符』どうすんのよ~!」



「・・・・・・・・」