目の前の仁は意味が分からないみたいで、眉間にシワを寄せている。 「誰だよ?アイツって」 しらをきるつもりかよっ!! 「俺見たんだ。仁が女の人と寄り添ってんの。…ズッ」 最後はもう涙が決壊した。 嗚咽が止まらない。 仁は、少し笑った。 「なんで、ッ…笑うんだよ」 「だってヤキモチ妬いてくれたんだろ?」 「ち、違うっ!!」 顔を上げて仁をみると、優しく笑ってた。 「俺は、これからもずっと紅葉だけだ」 と、ニヤリとキザな笑みで言った。 恥ずかしすぎる! 羞恥プレイかよ。