「晃、その話は本当か???」
「あぁ」
嘘ではなかった。
晃がいうんだから、本当なのは当たり前なのだが…
「ちなみに言うと、外出中に何処かへ行ったきりで、全く学校にも帰って来てないらしい」
…ちくしょう!!!!
「……」
反応がない俺を見ながら、話続けた。
「仁が別れなかったら、こんなことにならなかったかもな」
―――PiPiPiPiPiPi
重苦しい空気の中、俺の携帯が鳴った。
ディスプレイを見ると、紅葉からで。
急いで、携帯に出ると
「はろ―」
携帯から聞こえた声は、紅葉とは違うヤツだった。
「お前誰だよ????」
イラつきながら、聞くと
「俺は、SNAKの総長だけど―」
「何で、お前が紅葉の携帯にでてんだ???」
すると、目黒はクスクス人を馬鹿にしたように笑った。
「何でかって!???
そんなん決まってんじゃん!
俺の隣りに紅葉ちゃんがいるからだよ。
はやくしないと、紅葉ちゃんどうなるか分かんないからね―」
目黒は、それだけ言うと電話を切った。
そして俺は、晃を連れてある場に向った。


