べし! 「むぐっ」 視界が真っ暗になった。 ちょっと離れると、数学の教科書が目に入った。 その教科書のせいで、前が見えない。 もちろん、坂上の顔も。 「ったく、変なことを言うな。…気持ち悪いだろう」 そう言うと、坂上はスタスタと教壇に向かった。 何なのよ!? まぁ…確かに気持ち悪いけど。 そんなことを思っていると、みんながクスクス笑っているのに気づいた。 私と坂上を見て笑っている。