水に燃え立つ螢

部屋の明かりも消さずに、照らされた肌は火照りを露にした。流星の指だけで何度も飲まれそうになり、我慢を繰り返す。

こんな快感は、時任では味わえなかった。

流星が入ってくる頃には身体の力は抜け、軽々と私の両足を肩に乗せ一気に深く突き刺した。

私の反応を楽しむかのようにリズムに強弱をつけながら、流星は私を見ていた。



頭が…


白い波が…


「もう…我慢できない」

「…俺も」


流星の苦しそうな声が遠くに聞こえるほど、私の神経は一点に集中していた。





耳に雑音が戻った時、胸の上で呼吸を整える流星の髪を撫でた。





「凛…お前に教えてやりたいことが…山ほどある」

「教える…?」

「あぁ…夜景だけじゃなく、見せてやりたい景色が…」

「…流星」

「俺の隣で、生きろよ」







『それは無理なんだよ流星』





別れを見ている私が



いた。