水に燃え立つ螢

虚しさや寂しさなど、欠片もない流星とのSEX。

私は、其処に自分の気持ちがあると確信した。


テクニックの問題じゃない。
これが好きな人とする、愛あるSEXだと教えられた。

求めるものは快感だけじゃない。
溢れる気持ちの中で、一緒にいたいと願っていたこと。

私は自分の身体を粗末に扱ってきたと、流星に抱かれて初めて気付いた。


身体が満足するより、心が満足して、本当に幸せだと…これ以上の幸せなんてないと思った。



流星と生きていけるなら、このまま幸せに暮らせると思った。







だが





忘れていたことがひとつ。





流星とは結婚できないんだ…




時任と親戚にはなれない。








流星も分かっているだろうか。


きっと、分かってるだろうね…