でも行って損はないと
思うからな。
久々に得た情報だ。
とりあえずアレクトに
携帯用の非常食の調達に
行ってもらった。
「………あれから6年…か」
一体俺は何をしてるんだろう?
6年も何一つ
手がかりがないままの
あいつを探し続けて…。
だけど、
どうしても
宝剣デュランダルと共に消えた
イセルナが不可解だった。
そして同じ時期に
捕獲命令の出たイージス博士…。
あのまま結局
ヴァリーフォージはイージスを
探し出せていない。
ならばイセルナがイージスと居る
可能性は高いのではないか?
重症を負って満足に
動くことのできないイセルナを
イージスが
回収したのではないか…?
………これは俺の考えすぎか…?
「ゼファ………ッッ!」
「なんだようるせぇな」
「……剣が…
イセルナの剣が…ある…」
「………?
どういう事だ?」
食糧調達に出ていたアレクトが
テンパりながら大声を上げて
帰って来た。
「あれは間違いない!
イセルナの剣だ!
繁華街の跡地で
黒髪の女の子が居たんだ。
その女の子が持ってた……」
「なんか聞き出したか!?」
「いや………
逃げられた………」
「なんで追いかけないッッ!?」
「だってなんだか
物凄く怯えた様な
感じだったから……」
「………バカ野郎ッッ!
せっかく掴んだ手がかりだぞ!?
……俺が行ってくる」
「逃げたんだぞ!?
もう居るわけないだろ!」
「……近くに
居るかもしれないだろ!」
……黒髪の女の子?
誰だ?
何故デュランダルを持ってる?
盗難品か?
何故逃げた……?
俺の予想は全て外れたか?
繁華街の跡地へ行ったが
それらしい女の子は
見当たらなかった。
予想外の出来事が起こった為
地下研究施設へは
アレクトが1人で向かう事にした。
少々危険だが
あいつなら平気だろう。
そして俺は繁華街跡地周辺を
連日張り込む様にした。


