Another Episod by………




「そういえば昔あのクソガキが
生意気にデュランダルを
振り回してて先代が没収して
こっちを預けたんだったな。
忘れてた。
どこを探してもないわけだ。
他国にあったとは………」
「………何言ってんだ?
このおっさん」
「………ん?」
「なんだよ」
「娘よ。
さっきそれは
母親の物と言ったか?」
「言ったよ」
「言われてみれば………
そっくりだな…。
いや、
似すぎだな……」
「独り言はそこまでにしろ」
「?」
「もうめんどくせぇ!
順を追って説明してくれ!
なんなんだよ!?
アンザックだとか
デュランダルだとか
聞き慣れた単語ばっか
出しやがって!
なんだ!?
クソガキー?
それイセルナの
間違いじゃねぇのか!?」
「ゼファー………
人に物を頼む言い方じゃ
ありませんってば……」
「うるせぇ!
ヤブ医者は黙ってろ!」
「あ!
お前までそんな風に…ッッ!」
「親父が何に対して
キレたのかわかんねぇ………」



親父が何に対して
キレたっていうより
話のすべてが
あたしにはわからないよ…。
なんだっていうんだよ?
なんでお兄ちゃんと剣の名前が
同じなんだよ?
なんで異国の人間が
母さんを知ってるの?
………なんなんだ?



父さんに罵られ、
異国のおっさんは話し出した。
昔母さんが突如
おっさんの弟の遺骨を持って
現れた事。
そのまま2年程騎士団に強制的に
入れられた事。
母さんがずっと昔から
使っていた剣が
おっさんの家の家宝で、
それをこれ以上使うなと
先代の団長に没収されて
今お兄ちゃんが使ってる剣を
持たされた事。