Another Episod by………




「一筋縄ではいかなかったよ。
錬金術、
遺伝子工学、
紋章学、
医科学、
神学、
歴史学。
イージスの資料を元に
いろんな分野で調べた。
最初はまさかイージスすらも
人間ではないのかと疑ったが、
それはなかった。
あいつはただの人間だ。
それで最終的に
以外な所に行き着いた。
ゼファ。
あいつが何故2000年前の魂の
封印を解除できたと思う?」
「解除する方法が最初から
ヴァリーフォージに
あったからじゃないのか?」
「違う。
ヴァリーフォージはずっと
『解除する方法』を
研究してたんだ。
それをあいつは簡単に
解除したんだ。
ぶっちゃけその封印も解除も
現在では失伝した技術で
施されていた。
しかも異国のもので。
まずそんな事できる人間が
この土地にいるはずがない。
じゃあ何故?
答えは簡単だ。
イージスが異国の人間なんだ。
イージスはカーディナル大陸の人間だ。
この大陸は遺伝子学、
紋章学、
錬金術の発祥の地だ。
数百年前、
カーディナルの錬金術師で
ミジェット=イージスという
女が居たらしい。
あいつはたぶんその
錬金術師の末裔だ。
まぁここからが驚きの連続だ。
そのミジェット=イージスが
身籠っている時に婚約者を
戦で亡くしている。
その男の名前が
アルファルド=デュランダル」
「デュランダル?」
「あぁ。
しかしそれは偽名だ。
本名はアルファルド・クロム・グローリア。
グローリアとは
かつてアシュランドに存在した
軍事大国だ。
このアルファルドの母親が
グローリアの姫だったらしい。
で、
父親はアークティク出身の鍛治師
ジークフリート=デュランダル。
アークティクでは今でも
剣聖と呼ばれる程の人物らしい。
この鍛治師の最後の作品が
騎士団一家のハークネス家の家宝
『宝剣デュランダル』