「イセルナちゃーん?
そんな長時間
便器とお友達になってても
具合なんて良くならないよー!」
「………デカい声
出さないでよ………」
「イセルナちゃーん?
これからしばらく
酒盛りしちゃダメよー?」
「こんなんじゃしばらく
呑む気なんか……」
「いやいやちがくてさぁー」
「……………」
「?」
「イセルナちゃん
最近女の子の日ちゃんと
きてるー?」
「……………………」
「………やっぱりねー。
ゼファー、
ちゃんとイセルナの変化
見てなきゃダメよー?
つーわけでおめでとうッッ!
あとは2人で
なんとかやってくれ!
困ったらいつでもドクターアレクトに
任せなさい!
……あとイセルナ?
しばらくこの状態だから
頑張って乗り越えてね?
無理そうなら
キルティに面倒見てもらえー?」
「………カマくせぇなお前」
「じゃ、
ゼファ!
また便所いつでも
借りに来いよ!」
………………。
……………………。
帰ったか?
アレクトが自分の部屋に戻った事を
足音で確認して
俺は大声で叫んだ。
大声で喜んだ。
イセルナがそれどころではないのは
わかってはいるが、
抑えられないものは
仕方ない。
それからは
悔しいが俺がイセルナに
やってやれる事は少なく、
キルティに頼るばかりの
日々が続いていった。


