シュライクは話がわかる奴だ。
今でも相方はアレクトだけど、
一番の理解者は
シュライクなのかもしれない。
なんて思ってみたりした。
イセルナの事も
昔からよく知ってるしな。
ってか、
一番人間的に
まともなんだろう。
「イージスの資料には
それらしい内容は
含まれてなかったのか?」
「全くだ」
「それじゃ、
もう試すしか
ないんじゃないか?」
「やっぱりお前も
その考えか!」
「だってそれしかないだろ?」
「だよなー!?
サンキュー!
気が楽になった!」
「結局俺は
仲間外れかよー!?」
「あぁ。
残念だったな。
さて…………、
イセルナーッッ!
帰るぞー!」
「えーッッ!?
まだいいじゃーん!」
「駄目だ。
迷惑かけないって
約束だっただろ?」
「えーッッ!?
迷惑かけてないよぉー」
━━━━━━━……
人間と同じ様に生きて、
人間よりも人間らしい感情を
持って生きて、
人間の核となる心臓は
人間のモノを持っているのに。
人間ではない。
誰よりも人間になる事を
望んでいる彼女に
何か一つでもいい。
人間だと認められる
証を残したい。
生きているという証を残したい。
しかし、
一体何をこんなに急ぐ
必要があったのだろうか?
でも、
この時自分ではまだ
自覚はなかったが、
すでに俺は彼女はこの先
長く生きられない事を
薄々感じ取って
いたのかもしれない……。


