ドンドンドン…………
また誰かがドアを叩いた。
「今度は誰だよ………」
「客多いね」
「嫌な予感がするのは
俺だけか……?」
ガチャ………
「……………お前かよ……」
「なんだよその言い方は」
「………シュライクじゃん!
すっかりあんた達仲良しだね!
よかったよかった!」
「そーでもないと思うぞ…?」
「これ。
昼までにうちに届けといてくれ」
「なんで俺がお前の家に
届けなきゃいけないんだよ」
「これから仕事なもんで。
じゃ、後は頼んだ」
「何これ?
こしょう
ソース
唐辛子
人参
じゃがいも………。
おつかいじゃん?」
「……………お前行く?」
「………行く。
でもキルティが行けば
いーんじゃんね?」
「そろそろ産まれるから
出かけるのがダルいんだろ?」
「…………?」
「あ………」
「う…………………
うそだぁ━━━━━━━ッッ!」
忘れてた………
こいつまだ
知らなかったんだった……。
完全に固まっている。
「ゼファ!
早く行くよッッ!」
「マジかよ!?」
「あったりまえじゃないか!
祝い酒だ祝い酒ーッッ!」
「待て!
まだ朝だ!」
「関係ない!
めでたいじゃないかぁー!」
………いや、
だから待て。
祝い酒はとっくに
俺達は済ませている。
シュライク………
お前嘘ついたな?
こいつのどこが昔のままで
たまにアンザックが
見え隠れするだよ?
完璧キャラ崩壊してんぞ?
あの頃のクールさは
どこ行った?
それともこいつも
年取ったって事か?
まぁこの方がおもしろいから
いいんだけど……。


