「いいから!
出てくるならちゃんと
服着てから出てこい!」
「はいはーい」
「………………イセルナだ…」
「だろ?」
「びっくりだな………
何年ぶり?」
「俺は9年」
「……長ッッ!
ゼファ………よく頑張ったな…。
泣けてくるよ……」
「お前があの時
逃がしたからだろ?」
「それを言うのは
反則だろー!
俺だって悪気は
なかったんだよー!」
「ガキくさッッ!
あんたは年取らないねー!
3年ぶりだっけ?」
「相変わらず一言多いな。
ってか、
やっぱあれ
イセルナだったんじゃないか!」
「そーだよ!」
「もういいよその話は!
お前も早く仕事行って来いよ!」
「わーかったよ!
邪魔して悪かったよ」
バタンッ!
………行ったか?
「あんた達
今何やってんの?」
「……情報屋」
「なんかまた危なそうだね」
「割りとな。
でもそのおかげで
この時代にしては
いい生活ができてる」
「……うん。
だいぶまともだよね」
「お前今まで何してたんだ?」
「……恐ろしくて言えません」
「なんだよ」
「こ……恐くて……」
「………?
またなんかされたのか?」
「アークティクでね………
騎士道を学んでました…」
「……………何やってんだよ…」
「これには色々と
わけがありまして…………。
それがなければ2年は
早く帰って来れたのに……」
「…………………」
なんだよ………。
相変わらずの予想外の回答に
開いた口が塞がらなかった。
アークティクで騎士道?
……何やってんだこいつ?


