Another Episod by………




「…………………ッッ!」
「どうしたの?」
「悪い…………
もう無理だ……」
「うっそぉッッ!?」
「ホント……」
「早ッッ!
どうしちゃったの!?」
「…………長年のブランクが…」
「もしかして……
あれから一度も………?」
「当たり前だろ……。
あッッ!
このままもっかいいける!」
「……ははッッ!
なんか安心した」



やっと笑ってくれた。
ずっと昔から
ただこの笑顔が見たくて
お前を追いかけてきた。
追いかけるだなんて
性に合わねぇけど、
追いかけなきゃお前は
俺を見てくれなかった。
今は見てくれてるか?
もう大丈夫か?
俺ももう安心していいか…?



━━━━━━━━━━━



「おーい。
ゼファ?
まだ寝てんのかー?
いい加減起きねぇとー」
「…………あ!
アレクト!
まだだ!
入ってくんな!」
「なんだよ、
起きてるなら返事くらい……」
「……………………」
「…………起きろよ?」
「わかってるよ。
あんまでっかい声出すなよ」
「はいはい。
今日の依頼だけ受けたら
さっさと出ていきますよー」



部屋を覗かれた。
何かを察したかの様に
アレクトはニヤついた。
ガキかお前は。
いやしかし、
朝になってしまった……。
もう少し寝てたかったな…。



「お前……
とうとう待てなかったんだな」
「は?」
「イセルナ……
帰ってこないもんな。
さすがのお前も
限界だったんだなー」
「……………。
残念だったな。
ハズレだ」
「何がだよ?」



バカ野郎。
俺が今更イセルナ以外の女と
寝るわけがないだろ。



「ゼファー………
誰かいんの?」
「あッッ!
お前そのまま出てくるなよ!」
「誰ー?」
「はッッ!?
帰ってきたのか!?」
「昨日の夕方な」
「マジかよ………ッッ。
………イセルナー!
俺だよー!
わかるかー!?」
「………お前…
アレクト………ッッ!?」
「そうだよ!
久しぶりだなー!」



イセルナがドアから
顔だけ出して登場した。