―私には、友達なんていない―

この気持ち・・・他の人にはわからない。

裕福で幸せな人にはわからない。

手を差し伸べてなんてくれない。

だから、私の周りにあるのはいつも

冷たい空気だけだった。

笑うなんてこと、忘れて

いつの間にか一人、たたずむことが多くなった。

そんな私にまどかもたまりかねたのか

すぐに別の友達を作った。